「志の輔らくご in ACT」2010 09 26

赤坂まで見にいって来たよ。サカスってつくりは、綺麗だね。階段登っててさ、すごく気持ちがいいよ。すごく広い場所に来たような感じでさ。つまり、設計した人は大した人なんだと思うよ。

志の輔を見れたのは悪くない体験だったよ。あれは立川流だからなのかな、すごくくだけた話し方をするじゃない。とぼけた登場人物が「意味ないじゃーーん！！！」とか言ったりするだろ。そこらへんでこっちの気持ち持って行かれるよ。つまり、すごく噛み砕いて理解して、気取らずに話を披露してやろうじゃないという姿勢が、立川流だからなのかな。最悪じゃないよ、そういうスタンス。

「徂徠豆腐」という話は良い話を聞いたよ。荻生徂徠という学者は、赤穂浪士の討ち入りの裁きを提言した、幕府の学者だという話だった。でも、ほんとうの話かな？つまり、徂徠がその昔貧乏学者で、味付きのおからを食べて学問に明け暮れた、その恩返しをしたというのは？いや、そうじゃなかった。話としてよければ、それでいいんだ。そう思うって決めたんだった、この間。いや、まったくの話、お前もそうだと思うだろ？